カミツレ新聞 2025年11月号

「しぜんと、素のまま。」
—新パッケージに込めた思い

いつも華密恋をご愛用いただき、心より御礼申し上げます。
このたび、私たち華密恋は長年の思いをかたちにした“新しいパッケージ”をお披露目することになりました。今日は、その背景にある想いを少しだけご紹介させていただきます。
私たちが目指しているのは「カミツレ」の力で、ありのままに生きられる世界です。年齢やライフステージを問わず、体に良いものを選び、自分を大切にしながら、ゆっくりと暮らすーそんな価値観に共感してくださる方々に寄り添うブランドでありたいと考えています。

人は生きている限り、良いときもあれば悪いときもあります。調子が悪いときや不調のときこそ、自分自身と向き合い、整えることが大切な時代だと思います。それを怠ってしまうと、つい日々を流されるように過ごしてしまい体調を崩したり、心が落ち込んでしまったりします。新しいロゴは、その想いを象徴するように「鏡」をモチーフにしました。鏡は“ありのままの自分”と向き合うきっかけの象徴。フレームのような形や宝石のようなカット感、ゆらぎのある線は、日々の心の動きを表現しています。

海外志向のデザインが多いなかで、私たちはあえて日本独自の「白銀比（大和比）」の書体を採用し、50年続く国産ブランドならではの誇りと美しさを込めました。
パッケージも、ただ容器を変えただけではありません。ブランドの顔となる薬用入浴剤400mLボトルにはロゴをしっかり配置し、50mLパウチにはアルミ素材を活かした“鏡のような”デザインを採用。カモミールの花芯の黄色を基調に、フェイスケアには血色肌、ヘアケアには茶色など、人に寄り添う色合いを施しました。異なる商品を手に取ったときに“答え合わせ”のようにブランドらしさを感じていただけるよう工夫しています。

さらに、入浴剤以外の新パッケージについても来年以降に皆さまへお披露目できる予定です。中身は変更はございません。どうぞ楽しみにお待ちいただけましたら嬉しく思います。

そして、今回のタグラインは「しぜんと、素のまま。」
自然素材をそのままに、そして使うことで自然とありのままの自分になれる──二つの意味を込めた言葉です。香り・手触り・パッケージすべてに、この想いを反映させています。カモミールの力で心と体を整え、自分らしさを取り戻すひとときを。

これからも「しぜんと、素のまま。」の世界を、みなさまと一緒に育んでいけたら幸いです。